ちよだ生涯学習カレッジは、2016年に開講した
区民カレッジです。
月2日程度、平日夜間・土曜日午後に開講しています
生涯学習に関する座学やグループワークを通して、
変化する「自分らしさ」に気づき、
千代田区の現状や課題について学びます。
新しい仲間と当事者意識を育み、
最適解を探求・デザインしてみませんか。
お知らせ
ちよだ生涯学習カレッジについて
基本理念
東京の中心地「千代田区」は江戸以来の歴史・文化を豊かに継承しつつ、さらに新しく変化し続ける国際都市です。この変化に対応し、学び続けることが欠かせなくなる社会では、大人が自ら学び、同じ目的を持つ仲間を見つけ、仲間とともに学び合い、一緒に何かを創る場が必要になってきます。学びは、コミュニティ自体に課題解決能力や新しい価値を生みます。
ちよだ生涯学習カレッジは学びで人と地域をつなぎ、グローバルとローカル、社会と個人の交流の場となることを目指し、学びを地域に還元し、「これからの千代田」を担う、社会貢献に積極的な人材をサポートします。生涯学習によるまちづくりやそのプラットフォームとなることをめざします。
3つの方針
千代田区・地域・コミュニティ
(Think globally,act locally 地球規模で考え、足元から行動する)
- 千代田区の伝統~歴史・文化~
- 千代田の今
~都市計画やまちづくり、教育~
- 地域の捉え方、関わり方
- Globalism & Localism
学ぶ・つながる・続ける
(Active learning 能動的学修)
- 大人の学び、学びあい
- 地域で学ぶこと、学べること
- 学びのつながり、広がり
- 学んだことをどう生かすのか、仲間作り
- 続けていく必要性、重要性
プロボノ精神
(Speciality&Work life balance 専門性・仕事と生活の調和)
- 専門性を生かすこと
- 社会貢献での生きがい
- 本業や家庭へのフィードバック
- キャリア形成
- ※プロボノ=職業上持っている知識、スキルや経験を、公共的な目的のため貢献するボランティア活動
総合アドバイザーからのごあいさつ
私たちがより良く生きていく上で「学ぶ」ことは不可欠ですが、そこには、いくつかの「学びのスタイル」があります。一つ目は「一人で学ぶ」というスタイルです。これは、高度情報化の進展に伴うデジタル・ツールの開発・普及により、飛躍的にやりやすくなりました。次いで「学校で学ぶ」というスタイルです。いうまでもなく、体系化された知識やスキルを身につける上で学校教育というシステムは最も効果的なもので、それは、世界中でこのシステムが採用されていることからも理解されます。三つ目は「仲間と一緒に学ぶ」というスタイルです。私たちは、あまり意識していませんが、仲間とコミュニケーションをしたり一緒に実践したりすることによって、相手との考え方や感じ方の違いを知り、自分自身の思考を深めたり、まったく新しい価値に気がついたりすることができるのです。このことは、孤独化や分断が進みつつある現代社会において、とても重要な意味を持ちます。
今回の地域デザインコースでは、ここに焦点を当ててプログラムを組みました。「仲間と一緒に学ぶ」ことを意義あるものとするためには、自己理解を深めつつ柔軟な思考を育み自分軸の確立を図ることが、何よりも大切です。また、最前線で活躍する実践者から最新の情報を得たり、課題意識をもってグループワークに取り組んだりすることも求められます。
こうした趣旨をご理解いただき、たくさんの方がこのプログラムに参加されますことを期待しております。
ちよだ生涯学習カレッジ総合アドバイザー 笹井宏益(玉川大学学術研究所特任教授)
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